開発とプロジェクトと組織、そして再利用へ
いろいろ思うところあり、自分の状況に当てはめながら読んでいると、現実味のある話で、ところどころにある問いかけの答えが気になった記事です。
参考・引用元:アセットベースド開発 事始め(1):ソフトウェア再利用、その理想と現実 (1/2) - ITmedia エンタープライズ
組織的な再利用のために、“アセット・マニュファクチャリングチームが何をすべきか?”という観点と、“再利用のための専任チームが存在することで、アプリケーション・プロジェクトチームの何が、どう変わるのか?”という観点が必要になってきました。これを規定したプロセスがアセットベースド開発プロセスです。既存のRUPに加えて、“組織的な再利用の仕組みとして考慮すべきこと”加味するものが、アセットベースド開発プロセスである、といい換えることもできるでしょう。
(中略)
設計面での各論とは違い、考え方やアプローチについては、共通することも少なからずあることと思います。部分的にでも参考になるところがあれば、記事を書く甲斐もあろうというものです。
組織がアセットベースド開発に移行するためには、次のような課題に対して、何らかの答えを見出さねばなりません。
- 再利用可能な成果物はどういう要件を満たしているべきか
- 従来型の資産管理とアセット管理はなにが違うか?
- 開発サイクルの各工程で、再利用を意識するためにどういう取り組みをすべきか
――などなど、テーマは多岐にわたりますが、編集部から止めろといわれるまで、アセットベースド開発のエッセンスをご紹介していきたいと思いますので、お付き合いください。
筆者プロフィール
藤井 智弘(ふじい ともひろ)
日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業Rationalテクニカルセールス
ソフト開発ってホントはもっとおもしろかったはず! という思いの下で、“管理管理!”でも“開発者の(行き過ぎた)自由!”でもなく、その程よいバランスこそが解と、啓蒙活動にいそしむ日々。もっとチャレンジしましょうよ!
同感、というのが感想で、思わず大量に抜粋してしまいました。個人的にはアセットベースとか再利用という考え方そのものに行き詰まりを感じており、関心は高いです。連載の続きがないのが残念・・・。