くたくたシェルのブログ

気ままに楽しむ燃え殻 (ash) のような人間が自分の頭の舵取りをするために書いています。つぶやくよりは考え、考え過ぎるよりは吐き出す、そんな記録を脳みその外に置きます。

バックアップをちゃんとやりたい

ディスククラッシュの悪夢を経験したこともあり、バックアップ自体はこれまでにもやっていたものの、結構いい加減なものだった。内蔵HDDが十数GBだった頃に比べ、外付けHDDの数百GBクラスが手に入るようになってからというもの、楽になった反面、いい加減さが増したように思う。要するに、ただのコピー。rsyncで使って真面目に差分コピーしていた頃の方がまだマシだったように思うが、いつの間にかやらなくなっていた。

それ以前に、データの整理自体もいい加減になってきたように思う。気になる情報やツールやデータ、その他もろもろのファイルを使うかどうかわからないにもかかわらず保存する癖があって、過去のディスクを見ると、なんでこんなものを保管したんだろうと自分の目を疑うものが少なからずある。バックアップを含めたデータ全体をさらにバックアップするというバックアップのネストすら起きており、自己嫌悪の材料が満載だ。

手に入る情報と保存できる情報の量がともに巨大化してきたことを背景に、ディスククラッシュの悪夢と保存癖とが負の連鎖を生み出しているという状況に危機感を抱き、バックアップを設計したいという動機が生まれた。

検索してみるとノウハウが沢山ある。まずヒットするのはDB関連で、情報整理の方法もいろいろある。。。ふと我に帰り、こういうトップダウン的なバックアップ手法をお勉強して実践するのも一案だけど、もっと具体的に自分が抱えている問題やケースに特化してじっくり考えるところから始めた方がよさそうだと感じた。手法や技術の問題ではないのだ。

それで今更ながら、「必要なものと必要でないものというレベルでの絞り込み」と、「積極的に捨てる(削除する)」、さらには「闇雲に調べない」ということを意識的にやり始めた。お題にある「バックアップをちゃんとやりたい」状況から「バックアップをちゃんとやっている」状況になるまで、いろいろステップはあるだろうけど、ひとまず記録として残す。

無駄に気になることが気にならなくなることも、1つの目安かもしれない。

 

追記:

身の回りのことに対する好奇心や関心、モチベーションが薄れるにつれ、そういったものが生じたときに覚えておきたいと思うようになった。情報やデータが云々というより、自分が関心を持ったものを自分に思い出させたいという構図があるようだ。

また、気になることを気になったときにすぐ調べることで、逆にもともと気になっていたことや動機や方向性を見失ってしまいやすく、このことも相まっているように思う。